働く人、働かない人

時々言われるのが、「ばなうたの人たちは、働いてない人ばかり。生活保護や障害年金で、毎日元気に遊び歩いている」

と、批判されることがあります。

確かに、必死で働いている人間からしたら、自分は納税ばかりして貧乏で消耗しているのに、年金や生活保護で、平日の昼間から優雅に毎日カフェへ行ったりランチしたり遊び歩いているのは許せない!と言う気持ちは、よく理解できます。

しかし、これは、ばなうたの問題ではなく、日本社会全体の問題です。

ばなうたの世界はそんな日本社会の片鱗を垣間見見ているに過ぎません。

ばなうたは別に、今働いてない人に「働け」などと勧めることはありません。働いてる人に「診断してもらって障害年金をもらおう」などと勧めることもありません。

詳しく話せば長くなるけれど、これはメディアなどでも既に言われてきているように、

日本では、(ブラック企業で)働くよりも、福祉に頼った方が、豊かな生活ができるようなシステムに既になっている、ということです。

このようにしたのは、政治家たちです。

その理由としては、今日本の圧倒的多数を占めているのが、高齢者を含む「働かない人」であり、そうした人たちの票田が欲しいからです。

 

日本の精神医療と、利権関係者は、ビッグモーター並みに、闇が深いです。メガネスーパーが高級なメガネを生活保護者に買わせていた、なんて言うのもニュースになりましたね。もちろんこれは税金ですね。生活保護受給者は、保護費とは別にメガネも買ってもらえることに驚いた人が多かったようです。

「メガネスーパー」、生活保護受給者向け販売を全店中止 - 日本経済新聞
眼鏡チェーン店「メガネスーパー」を運営するビジョナリーホールディングス(HD)は2日、生活保護受給者ら向けの眼鏡などを売る「福祉販売」を3日から全国約300の全店で中止すると発表した。生活保護受給者が眼鏡の現物給付を受けられる医療扶助の制度...

こんなのは氷山の一角で、利権関係者で、儲かる人たちがいるんです。

あとは、生活保護受給者の家の賃貸の審査は通るのに、低収入で働いている人の審査が通らない、なんてことが起こったりします。

既に日本は、働くほどに時間もお金も心の余裕も吸い取られて、貧しくなる社会システムになっているのです。

働く人は社会保険料を支払い、毎日節約して弁当持参でどうにか生きているのに、資産もあってさらに障害年金ももらっている人は、働かずに毎日美味しいものを食べ、遊び歩いて暇つぶしのような生活をしている。許せないと感じる人が多いのは、当然のことだと思います。ただ、みんながみんな資産があるわけではないですし、ギリギリの人も当然います。

そもそも日本はなぜこんなに働き者が多いのに、貧しいのでしょうか。中国人に土地を買われ、税金をばら撒き、外国からチューチューされているのは、なぜでしょうか?全ての問題は政治家にあり、今のような日本にしたのも、政治家です。

 

ここからさらに、サラリーマン増税やら、インボイスやら、マイナカードやらで盛り上がっていますが、

一体、日本や世界の支配者は何を目指しているのでしょう。

方向としては世界はベーシックインカムへ進んでいますが、そこにも様々な闇が存在します。が、この辺りの話は割愛します。

障害年金は、生活保護とは違って所得制限がないので、資産があっても、もらい続けることが可能です。なので、うまくすれば一生働かずに遊んで暮らしていくことができます。

しかし、このような状況も、絶対に長く続くことはないので、どこかでリセットが起きてベーシックインカムへと移行するでしょう。日本はこれから超高齢化社会に突入しますが、これまで年金を払ってこなかった人たちがみんな生活保護になったらどうなるでしょうか。

40年働いて年金を納めてきた人がもらえる年金よりも、生活保護の方が豊かな生活ができる という問題が話題になることがあります。生活保護は、医療も無料ですからね。

これは、既にシステムとして破綻しています。

なので、これから大きな大変化は、免れないはずです。

もう一つの問題として、基本的に、日本の「働き方」は、海外に比べると、大変に厳しいものです。日本特有の「ミスは許されない、完璧主義」を、あらゆる業界で求められます。(その割に給料安い)

海外だと、働くことよりもプライベートが重視が普通だったりします。なので、結構適当にやってても許される場合が多いんですよね。よく言われるのが、日本は時間通りに電車が来るのがすごい、ってやつですね笑

しかし、日本ではミスは許されず、失敗すれば怒鳴られる。そしてそのような厳しさは例外ではなく、大抵のところは厳しい。

脱落者が出ないわけがないのです。

コロナでだいぶ変わりましたが、コロナは終わりの始まりなのです。

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